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Chromolithographie(クロモリトグラフィ)の略で、一般にはchromoクロモと呼ばれる多色石版刷り絵のこと。19世紀後半から20世紀初めにかけてヨーロッパを中心に広く販売され、さまざまなモチーフがスタンプ風に印 刷されたものが多く、これを切り抜いて、貼って楽しむものであった。アルバムに貼ってクロモのコレクションをしたり、自分の大事なものを入れる箱に好きなモチーフのクロモを貼って楽しく、美しい箱にしたりして、子供を中心に広く楽しまれたものであった。なお、これらスタンプ風のクロモ以外にも、この多色石版印刷で印刷された、この時代の挿絵などもクロモと呼ばれることがある。
この頃にはじめて可能になった着色石版刷り印刷法により、鮮やかなカラーにより繊細な表現の出来る、多色印刷が大量に刷ることが出来るようになった。特にフランス製のものにはここにあるような、上質の紙にモチーフにあわせて凹凸をつけて、クロモのモチーフにより写実性を持たせた美しいものがあって収集家の間でも人気がある。
このようなクロモも第1次世界大戦を経て、1920年代になると工業化が進み、印刷の分野でもより高速化、大量印刷の時代に入り、その影響で色数の制約、細やかな表現も大きく制約を受けるようになり、それまでの石版刷りクロモの持つ繊細な多色による美しさに比べ、その魅力を急速に失っていくことになる。

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